代官山プロジェクト:壁はレンガ調も取り入れています。

スケルトンから始まった代官山プロジェクトも、7月8日のOPENに向け着々と準備が進んでおります。今回ご紹介するのは壁です。Designers’ Fridgeの壁はレンガ調に決まりました。

なぜ、レンガ調なのか?

それをお答えする前に、皆さんはイソップ童話の「3人のレンガ職人」のお話をご存知でしょうか。おそらくご存知だと思いますが以下にその内容を引用してみます。

世界中をまわっている旅人が、ある町外れの一本道を歩いていると、一人の男が道の脇で難しい顔をしてレンガを積んでいた。旅人はその男のそばに立ち止まって、

 「ここでいったい何をしているのですか?」

 と尋ねた。

「何って、見ればわかるだろう。レンガ積みに決まっているだろ。朝から晩まで、俺はここでレンガを積まなきゃいけないのさ。あんた達にはわからないだろうけど、暑い日も寒い日も、風の強い日も、日がな一日レンガ積みさ。腰は痛くなるし、手はこのとおり」

 男は自らのひび割れた汚れた両手を差し出して見せた。

 「なんで、こんなことばかりしなければならないのか、まったくついてないね。もっと気楽にやっている奴らがいっぱいいるというのに・・・」

 旅人は、その男に慰めの言葉を残して、歩き続けた。

 もう少し歩くと、一生懸命レンガを積んでいる別の男に出会った。先ほどの男のように、辛そうには見えなかった。旅人は尋ねた。

 「ここでいったい何をしているのですか?」

 「俺はね、ここで大きな壁を作っているんだよ。これが俺の仕事でね。」

 「大変ですね」

 旅人はいたわりの言葉をかけた。

 「なんてことはないよ。この仕事のおかげで俺は家族を養っていけるんだ。ここでは、家族を養っていく仕事を見つけるのが大変なんだ。俺なんて、ここでこうやって仕事があるから家族全員が食べいくことに困らない。大変だなんていっていたら、バチがあたるよ」

 旅人は、男に励ましの言葉を残して、歩き続けた。

 また、もう少し歩くと、別の男が活き活きと楽しそうにレンガを積んでいるのに出くわした。

 「ここでいったい何をしているのですか?」

 旅人は興味深く尋ねた。

 「ああ、俺達のことかい?俺たちは、歴史に残る偉大な大聖堂を造っているんだ!」

 「大変ですね」

 旅人はいたわりの言葉をかけた。

 「とんでもない。ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払うんだぜ!素晴らしいだろう!」

 旅人は、その男にお礼の言葉を残して、また元気いっぱいに歩き続けた。

(出典:イソップ寓話)

さてこのストーリーのメッセージは何でしょうか。ご存知の通り目的意識ですね。目的をどこに持つのか?で人生はいかようにも変わるということです。

1番最初に出会った職人は当然かのように目的がありませんでした。

2番目に出会った職人は目的を持ちながらも、生活費を稼ぐというある種現実的な目的であり、その先にあるものまで見据えてはおりませんでした。

最後に出会った職人はというと、皆さんご存知の通り、後世に残る、世の中の役に立つことが目的としていましたね。

Designers’ Fridge もそうです。「少しでも多くの世界中にある良きモノを届けたい!少しでも多くの人を笑顔にさせたい!」その目的も、私たちを支えてくれる大きな要因となっています。

その気持ちの表れとして壁にレンガ調も取り入れています。

少しでも多くの人を笑顔にできますように。