「世界の花屋」オランダに行こう☆

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出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1811637

日常に潤いや豊かさをもたらしてくれる、草花。

華やかな花の国、フラワーランドといえば、オランダ。世界随一の花の国とも言われます。

今日は、実に世界中の6割の花が集まると言われるフラワーランド・オランダの、魅力的なフラワースポットをご紹介します♪

なぜ、オランダは世界屈指のフラワーランドなの?

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花産業はオランダの主要な産業の一つ。中でもチューリップを中心に、クロッカス、ヒアシンスなど、花卉(かき)の生産は世界の花市場の6割以上を占めていると言われています。

もともとオランダの国土は、海よりも海抜が低い低湿地帯。土壌も川の土砂が堆積した砂地のため、農作物には適していない土地でした。

海岸線は北海に面しており緯度は高いですが、山が少なく、大西洋からの温暖で安定した気候だったところから、トルコから伝わったチューリップ栽培が盛んとなりました。

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出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1700537

緯度が高く、冬場は寒くて日射時間の少ないヨーロッパでは、食卓や生活に彩りをそえる花が欠かせません。このため、オランダの花は各地で人気となり、花産業が発達していったと言われています。

オランダはもともとヨーロッパ各国とつながる川や運河が多く、栽培した花を船でヨーロッパ各地に運んでいったのですね。

また、日本が明治時代を迎えた頃、すでにオランダでは温室栽培に成功し、合理的に通年を通して花を安定的に大量生産できるシステムも持っていました。

第二次大戦後、花の栽培量や出荷量がアジアやアフリカなどの経済後進国にシフトしていくと、オランダは花の作付け面積を減らし、自国の経験やシステムを活かして花の生産技術や低農薬といった技術開発に力を注ぐように。また花の物流管理に世界的なリーダーシップを担っています。

こうしてオランダは長い期間、花大国として進化・成長し続けているんですね。

オランダのおすすめフラワースポット

ここでは、色とりどりの花々が楽しめる、オランダのフラワースポットをご紹介します。

キューケンホフ庭園(Keukenhof)

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出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/キューケンホフ公園#/media/File:Keukenhof_340.JPG
Stationsweg 166A 2161 AM Lisse
WEB: https://keukenhof.nl/en/

キューケンホフ庭園は、リッセにある世界的に名高い花の公園。オランダの花業者が花を持ち寄ってくる、いわば「花のショールーム」。

もともとは猟場だった土地に城と庭を整備させたものを、第二次大戦後の1949年に、当時のリッセ市長がヨーロッパ中の造園家を招いて花の球根のコンペを開催したのが庭園産業のはじまりとされています。

今では、オランダ王家も愛する、世界最大の花の庭園となりました。

園内にはいくつもの庭があり、中にはわびさびを表した日本庭園もあります。

キューエンホフ城は年中見学でき、時期によってはクリスマスなどのイベントも楽しめますが、公園は毎年3月中旬〜5月中旬に公開されていて、2019年は3月21日〜5月19日まで。チューリップの見頃は毎年4月中旬頃とされています。鉄道の最寄駅はハールレム駅かライデン駅からアクセス可。

世界中から観光客が訪れるため、スキポール空港からも連絡バスを利用できますよ。

アルスメール生花中央市場(Royal Flora Holland Aalsmeer)

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出典:https://www.royalfloraholland.com/en/nieuws-2018/week-51/delivery-from-stock-aalsmeer-live-with-floriday-and-floramondo
Legmeerdijk 313 Aalsmeer
WEB: https://www.royalfloraholland.com/en/about-floraholland/visit-the-flower-auction/aalsmeer

「世界最大の花の市場」とも言われる、花の取引所。スキポール空港のすぐ南に位置し、文字通り花の輸出港となっています。世界各国から発注を受けた花は、取引が成立するとすぐにスキポール空港に運ばれ空輸されます。

オランダ政府の要請で日本の植物検疫官がこの市場に駐在するようになってから、日本にもたくさんの鮮度のいいすてきな花々が空輸されているんですよ。

このアルスメール市場は入場料を払えば競りの見学ができます。アムステルダム中駅前のバス停から役1時間で市場に到着できます。運転手さんに「フラワーオークション」と言えば連れて行ってくれます。

行くなら、花の取り扱い量が多い、月、火の早朝がおすすめ。

かなり市場が大きいので、圧倒されること間違いなし。

シンゲル花市(Bloemenmarkt)

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出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/866562
Singel, Amsterdam

アムステルダムの街中でも花々を楽しむことができます。

おすすめは、シンゲル運河沿いのフラワーマーケット。運河の水上に温室付きの船を並んでいる風景は壮観ですし、なんといっても運河沿いの道は、お花や球根、多肉植物、観葉植物、種、園芸グッズの露店がたくさん。中にもBonsaiキットも売られています。

お花好きは見ているだけでも楽しくなってくること請け合い。

アムステルダム中央駅からトラムで15分ほどのムント広場を目指しましょう。

チューリップミュージアム(Tulip museum in Amsterdam)

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出典https://nl.wikipedia.org/wiki/Amsterdam_Tulip_Museum#/media/File:Tulpenuseum_Prinsegracht_112.JPG
Prinsengracht 116, 1015 EA ,Amsterdam
https://www.amsterdam.info/museums/tulip-museum/

アムステルダムには小さな施設ながら、チューリップミュージアムもあります。地元の球根会社が運営しているとあって、様々なチューリップを見ることができます。

ここではオランダでのチューリップの歴史や現代の栽培方法を学べたり、ミュージアムショップではかわいらしいチューリップグッズも手に入ります。

チューリップ好きなあなたは、お土産を買うならココ♪

おわりに

いかがでしたか。

四季を通じて花大国のオランダですが、冬の終わりから春にかけて、オランダは花でいっぱい。

特に北海に面した海岸地帯は一面のチューリップ畑。ライデンーハーレムの列車の車窓からは、夢のような色とりどりの花畑を楽しむことができます。

壮観な花の大地を見に、オランダに行ってみたいものですね。

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Writer: Nobuyo Kobayashi
DESIGNERS’ FRIDGE Official Partner