可動式レトロなショップ向け什器

いよいよ8月に入りました☆今日も午後から激しく雨が降りましたが、デザフリは今日も一日素敵な出会いがありました。モノをあまり持たないから小さなハンドバッグを探しているという若い方もお見えになり、ミニマムなライフスタイルは確かに着々と浸透してきているのかなと思いました。そして、特に興味深かったのはベルギー在住のイタリア人女性が防水バッグを探していると来店されたのですが、ベルギーのブリュッセルではどうやら夏がほとんどなく、しかも雨ばっかりのようでバッグは防水が必須とのことでした。エスパドリーユをみながらbeatiful、beautifulといいながらも、夏とは無縁だから残念ね、と笑いながら仰っていました。こうして見ず知らずの人とお話ができるというのは小売店ならではの醍醐味ですね。

さて、本題ですが実は当店では実際にお店で使用している什器も販売しています。今回特にご来店されるお客様から評価の高い什器をご紹介します。こちらです!

このレトロ感がある棚什器です☆実はこれ、ガス管と木材(棚板)で製作しています。ガス管がお店のコンセプトに合うように、元々の鉄の素地の黒に近い状態に、錆止めのクリアを塗って素材の生を存分にいかしているのであります。また棚板もアンティーク調を表現できるように木材にもこだわっています☆エコをひとつのテーマにしておりますので杉の足場板を再利用してレトロ感とエコを同時に実現しています。足場板だけあり、塗装工事や建築工事の足場の板として使われているのでペンキの跡や、釘の跡がそのままあります。それが自然なレトロ感を出しているのです。横幅の棚板が約180cmで左側の縦の水道管が約190cm位ですが、もちろんいかようにもサイズはカスタマイズできます。

続いて、照明です。全部で3つの豆電球が蛇口の先についているのであります。それぞれが下方向、上方向、前方向と照明すべて異なる方向を向いているため、幻想的な空間・世界観が醸成されますね☆

 

さて、実は何気に小売店舗側からすると極めて重要な視点がフレキシビリティです。要はその都度取り扱う商品のサイズが異なる場合に、既定・固定の棚板間の高さでは妙に空間が空きすぎていたり、あるいはその逆でとても窮屈で合ったりと、商品価値を引き出す什器の役割が全うできず微妙だなぁと思うことは、ショップで働いている方やインストアマーチャンダイジングをされる方であれば、あるあるだと思います。そのようなことがないようにデザフリの什器は可動式になっているのであります☆実際はこうしたいと無理言って構造のアイデアを知恵を振り絞ってカタチにしたのは、一緒に仕事をしている内装什器・家具職人のTHE CHEESE HOUSEさんなのですがw
もしご興味を持ったショップを運営している方はぜひ同業他社さんも大歓迎ですので遊びに来てください★モノを売るって大変ですよねぇといったしみじみ話でもしましょう★