リスボンで哀愁のファドにひたる♪

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ヨーロッパの西の果て、ポルトガル。

ヨーロッパの中でも太陽が最も遅く沈む国でもあり、太陽が雄大な海に沈んでいくロマンティックな黄昏を楽しめる国でもあるポルトガルには、ファドという民謡文化があります。

イタリアのカンツォーネ、フランスのシャンソン、とならび、ポルトガルのファドもポルトガルの人々の生活に欠かせない音楽。繊細で優しいポルトガルギターとクラシックギター、人の心にうったえる歌声から成るすてきな音楽が流れてくると、ポルトガルの旅も一段と楽しく印象的なものになります。

今日は、ポルトガルに行ったらぜひ聴いてみたい、すてきなポルトガルミュージック☆ファドについてご紹介します。

ファドってなに?

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ファドというのは、上にもある通り、ポルトガルの首都リスボンの下町で歌われる、ポルトガルを代表する民謡のことです。

ファドという言葉は、もともと「宿命」を意味するラテン語にあったとされています。

主に恋愛や、サウダージと言われる郷愁や切なさを歌い上げる哀愁に満ちたリスボン・ファドが主流ですが、ポルトガルの古都、コインブラにあるコインブラ大学の男子学生たちによって受け継がれてきた明るく甘美な曲調のコインブラ・ファドも有名です。

伴奏は、円形胴のポルトガルギターやビオラで行われ、太鼓がリズムに使われることもあります。

曲の感じとしては、無印良品で流れているギターの軽やかなBGMに似て、耳に馴染みやすくメロディアスな感じかなと思います♪

まずは、リスボンのファド博物館に行ってみよう!

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サント・エステヴァン教会の脇をテージョ川の方に向かい、シャファリス・デ・デントロ広場に出るとファド博物館に到着します。

ここファド博物館(Museu do Fado)は、ポルトガルのファドに関する貴重な資料がそろっています。

音響や映像を用いてポルトガルのファドの歴史をわかりやすく解説してくれるほか、ポルトガルギターの展示やファディスタと呼ばれるファドのミュージシャンの紹介もあります。

ファディスタのための学校も併設していて、事前予約をすれば博物館のガイドと学生によるミニライブも付いてくるガイドツアーがあったり、実際にファドを体験できるワークショップもあるので、ファドに興味のある方はぜひ!

ファド博物館(Museu do Fado)
住所:Largo do Chafariz de Dentro, N.º 1
WEB:http://www.museudofado.pt

今宵はココで♪リスボンのおすすめカーサ・デ・ファド

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やっぱり一番のお楽しみは、レストランでのファドのショータイムですよね♪

カーザ・デ・ファド(ファドレストラン)では、食事をしながらファドの演奏が楽しめます。

リスボンのカーザ・デ・ファドは下町に点在していて、一流レストラン並みの高級ファドレストランから庶民的なバルスタイルのレストランまでさまざま。

伝統的なポルトガル料理に舌鼓をうちながらショーを見るのも楽しいですが、食事無しでドリンクのみでも楽しめるので、他で食事をすませてから食事なしでショーを見ることも可能です。その場合、ミニマムチャージといって最低料金を設定しているお店が多いので、事前にお店に確認しておきましょう。

一般的にはショータイムは21時頃から始まり、終了は深夜1〜2時頃までと続きます。ラテン文化のポルトガルはナイトライフも遅くまで楽しめるのが特徴です。

ただ、遅い時間のホテルへの夜道は危険なので、タクシーを利用してくださいね。

クルブ・デ・ファド(Clube de Fado)

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国際的な活躍するファディスタを多く排出した人気ファドレストラン。レストランオーナーは、日本でもファディスタとして知られるポルトガル屈指の名ギタリスト、マリオ・パシェーコです。マリオ自身が演奏する日もあるとのこと。

ミシュランガイドにも載る、洗練されたポルトガル料理と技巧派のファディストの演奏で連日満員。事前予約をしておきましょう。日本人も多く訪れるため、ホームページは嬉しい日本語版もあり、ホームページにはファドが再生できる機能付き♪
行く前にファドの予習ができちゃいます。

クルブ・デ・ファド(Clube de Fado)
住所:R. de São João da Praça 86
WEB:https://www.clube-de-fado.com

出典:http://www.oforcado.com/en/2

ポルトガルへの団体ツアー客を収容する、ファドレストランの大型店。

観光客が多いとあって、スタンダードなポルトガル料理が楽しめます。

フォルカドではファドのショーのほか、ポルトガルの民族衣装に身を包んだダンサーが踊るフォークロアダンスショーも楽しめます。

こちらのホームページも、ショーの動画付き。これを見たら現地のライブで聴きたくなること必至です♪

フォルカド(O Forcado)
住所:Rua da Rosa 221
WEB:http://www.oforcado.com/en/

カーザ・デ・リニャーレス(Casa de Linhares)

出典:http://www.casadelinhares.com

この建物はポルトガルの有名詩人カモンイスが住んでいた歴史的建造物。

お値段は高めですが、その分価値に見合う上質なサービスが待っていること請け合い♪

雰囲気たっぷりの伝統的な石のアーチ型天井の空間で奏でられるファドと、ハイクオリティな料理のコンビネーションで、優雅で重厚なファドショーが楽しめます。

カーザ・デ・リニャーレス(Casa de Linhares)
住所:Beco dos Armazéns do Linho 2
WEB:http://www.casadelinhares.com

おわりに

出典:http://www.casadelinhares.com

いかがでしたか。

繊細で魂をゆさぶるようなファドの調べは、ヨーロッパの西の果てポルトガルの夜にぴったり。

ポルトガルの旅の夜にファドショーを組み込んだら、きっと忘れられない思い出深いものになるでしょう♪

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Writer: Nobuyo Kobayashi
DESIGNERS’ FRIDGE Official Partner

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