【徹底解説】Facebook集客の4つのコツ

2004年にリリースされてから現在まで世界中の人々から利用され、高い知名度を誇るFacebook。最近ではInstagramやTikTokなど新しいSNSの利用者数が伸び、その勢いに押され、Facebookでの集客に力を入れていない方も多いのではないでしょうか?ですが、それではもったいないです。なぜなら、Facebookは他のSNSにはない特徴的な強みがあり、使い方次第では集客することが可能だからです。今回は、Facebook集客のコツを解説していきます。

Facebook集客メリット

信頼を得やすい

Facebookは実名性が高く、ユーザーに安心感を与えることができます。また、アカウントのプロフィール欄に店の住所や営業時間などの基本情報を載せることができ、より信憑性を高めることができます。

炎上が起きにくい

ほかのSNSと比較すると炎上するリスクが低いというメリットがあります。実名登録により過度な誹謗中傷や批判を行うユーザーがあまりいないため、匿名性が高いSNSよりもトラブルが起きにくい構造になっています。ただし、絶対に炎上が起きないという意味ではありませんので、普段からネットリテラシーには気を配り投稿するようにしましょう。

ビジネスアカウントが多く、訴求力が高い

Facebookは、ビジネスの目的を持って活動しているアクティブなユーザーが多く、起業家や経営者へ直接アプローチがしやすいといった特徴があります。Facebook自体がそういった目的を持つもの同士のひとつの大きなプラットフォームであり、意見を交えたり情報を収集する役割を果たします。

自社サイトへの誘導も可能

Facebookのページに自社サイトへのリンクを貼り、自社サイトにユーザーを誘引して認知度を高めることができます。

Facebook集客をする上での注意点

拡散力は低い

Facebookのアルゴリズムがアップデートされたことにより、以前に比べると投稿が拡散されにくくなりました。他のSNSと比較してしまうと拡散力は低いため、爆発的に認知度の向上を狙うことはできません。

若者向けのマーケティングには不向き

Facebookのメイン利用者の年齢層は30~40代が多く、10代20代の利用者は少ない傾向にあります。そのため、若者向けに集客したい企業にとってFacebook集客はあまり向いているとはいえません。

Facebook集客の4つのコツ

1. 実名性の安心感で顧客とのコミュニケーションを大事にする

Facebookは実名性というSNSでは珍しい特徴があります。近年ではツイッターやインスタグラムなど匿名性の高いSNSの方が利用者数は伸びていっており、Facebookの利用者数は停滞していることは事実ですが、この実名性という特徴のおかげで実名によって得られる信頼や顧客との距離感の近いビジネスを行うことが可能になっています。アクティブユーザーは30~40代の人々が多く、ビジネスとしてアカウントを使っている人も少なくないため、直接個人同士でのコミュニケーションが可能です。

Facebookは拡散力がそこまで高くないため、ユーザーと一対一で深いコミュニケーション関係を築いていくことが重要になってきます。2017年ごろにFacebookはアルゴリズムを変えたため、それ以前より広告や投稿などの拡散力の規模は狭まり、代わりにより信頼やつながりといったものに重点が置かれるような使用へと変更されました。コメントや感想にこまめにリアクションを返したり、いいねをおくりあうなど活発にコミュニケーションを図りましょう。

2. 見込み客を友達に登録する

Facebookのメインユーザーは30~40代の年齢層が多く、ビジネスとしてアカウントを使用している方が少なくありません。そのため、ビジネスに興味を持つアクティブなユーザーをフォローした場合、そのユーザーの友達も同じくビジネスに興味のある人が多く、つながりが広がっていく可能性があがります。Facebookは友達、さらにその友達、そのさらに友達、といった網のように広がるネットワークのつながりが非常に重要なSNSです。

自社の扱う商材や商品に関心がなく、ターゲットから外れている見込み客以外のユーザーと友達になっても、つながりが広がらず停滞してしまいます。そのため、見込み客を見極め友達を増やしていくように心がけましょう。

3. 投稿を読んでもらえるよう投稿内容を充実させる

Facebookは投稿可能文字数が他のSNSと比べて長いといった特徴があります。Instagramの文字数制限が2200文字に対し、Facebookは60000文字書くことができます。商品や商材、サービスの魅力やアピールポイントを、他のSNSにはない強みを生かし、より強く説得力のある文章を練り上げ投稿するようにしましょう。全体的に長文を投稿する傾向が他のSNSよりも高く、伝えたい情報をよりユーザーに届けやすくなっています。

4. インサイト分析をする

Facebookでは、インサイトをいいねが30以上付いたものは分析をすることが可能になっています。フォロワー数の変化、期間別や投稿ごとのいいね数、リーチ数、エンゲージメント率、インプレッションなど様々な観点から分析や動向の確認ができ、企業の今後の集客の対策に大いに役に立つ情報が得られます。インサイトを活用して、見直すべき点の洗い出しや、ターゲットの絞り方が間違っていないか、集客効果がちゃんと出ているかを確認しましょう。

いかがでしたか?

Facebookは、他のSNSにはない強みがあり、独自のアプローチの仕方で集客をすることが可能です。実名でアカウントを運用することによって信頼性が高くなり、顧客とのコミュニケーションを築きやすいです。ビジネス運用をしているユーザーも少なくありません。無料ではじめることができて、着手しやすい環境が整っています。今回の記事がFacebook集客に興味をお持ちの方などの参考になりましたら幸いでございます。