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小石原焼き
小石原焼きとは、福岡県朝倉郡東峰村でつくられる伝統の焼き物のことです。器を「ろくろ」で回転させながら均一に模様を入れていくのが特徴的です。かつては壺など大型の陶器の需要が大きかったため、大きな登り窯が活用されていました。 素朴で落ち着きの... -
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江戸べっ甲
江戸べっ甲は主に東京都で生産されている伝統工芸品です。南国の海を泳ぐタイマイという名前のウミガメの甲羅を加工しつくられています。2015年には経済産業省指定伝統的工芸品に指定されている江戸べっ甲は、透明な飴色と黒褐色の斑点の模様が特徴的で、... -
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笠間焼
笠間焼とは、茨城県の笠間市で生産されている陶器です。関東では最も古いといわれている歴史のある笠間焼は、様々な形やスタイルの陶器が個性豊かな作り手により表現されている自由度の高いや焼き物です。 今回はそんな魅力的な陶器、笠間焼について解説し... -
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東京染小紋
江戸時代に広く普及していたといわれている無形文化財である東京染小紋は、主に新宿区、世田谷区、練馬区で生産されている型染めのことです。細かく美しい模様が特徴的で、江戸時代には武士など高貴な身分の人々も東京染小紋を愛用していました。 経済産業... -
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会津塗
会津塗は、福島県の西部に位置する会津地方を中心につくられている伝統の漆器です。会津地方は大きな山脈など豊かな自然に恵まれており、漆の木の栽培に非常に適した地域です。会津塗は縁起が良いものをモチーフとして絵付けされ、黒や金や赤などの色の鮮... -
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香川漆器
香川漆器は、香川県高松市を中心に生産される漆器です。奥ゆかしい光沢となめらか触り心地、華やかな模様など、とても魅力の詰まった伝統工芸品です。香川漆器の塗り方には5つの手法があり、それぞれ蒟醤(きんま)、存清(ぞんせい)、彫漆(ちょうしつ)... -
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燕鎚起銅器
一枚の平らな銅を鎚で打ち延ばすことで立体的にしていくことで作られる銅器、燕鎚起銅器は1981年に通商産業大臣により指定された伝統工芸品です。生産地は新潟県燕市であり、国内唯一の燕鎚起銅器の生産地です。表面のでこぼことしつつもなめらかで独特の... -
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大阪浪華錫器
大阪浪華錫器とは、大阪府大阪市製造されている錫製の器のことです。1983年に当時の遺産大臣から伝統工芸品に指定されました。錫は非常にさびにくい特徴を持つため、現在でも皿やカップなどの食器類は人気が高く、タンブラーなどモダンな製品も販売されて... -
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東京銀器
東京銀器は、東京で作られている伝統的な金属工芸品です。銀を材料にさまざまな商品が作り出されており、1979年には国の伝統工芸品として指定されています。東京銀器の製造は職人の手作業で行われることが多く、受け継がれてきた高度な技術も用い一品一品... -
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南部鉄器
岩手県盛岡市と奥州市水沢地域で作られている伝統工芸品、南部鉄器。鉄を溶かし型に入れて固めてつくられる南部鉄器は、錆びにくく大切にすれば長く使用することのできる品質の良い鉄器です。海外からも人気が高く、欧米やアジアなどへ輸出されています。 ...