夏になると海に行きたくなりますよね?それと同じくらい夏になると、いつもにも増してボーダー柄をファッションに取り入れたくなる方は多いと思います。実際私もクローゼットを開けるとボーダー柄がたくさんあります笑。特に白地に紺色のボーダーとなると、マリンテイストになり、涼しげで爽やかな印象になりますね。
さて、そんなボーダー柄ですが、今や『ボーダー=マリン』という考えが広まっています。なぜこの考えが定着したのでしょうか?ボーダー柄と呼ばれる縞模様ですが、もともと西洋では10世紀頃は、縞模様は忌み嫌われる者に貼る目印のような役割をしていたそうです。というのは長い歴史を遡ること紀元前の頃、聖書に下記のように記載があったためと言われています。
「二種の糸の交ぜ織りの衣服を身につけてはならない」「レビ記」第19章19節
このように望ましくないイメージとして、聖書に登場する愚か者を描く時は、その衣服に縞模様をつけて描いていました。このマイナスイメージでしかなかった縞模様がプラスイメージへとシフトしたのは、18世紀末にヨーロッパで次々と起こった革命の中で、民衆が掲げた三色のトリコロールがきっかけと言われています。トリコロールは自由や抑圧からの解放の象徴として、『革命のフィロソフィーを象徴するアイコン』となっていきました。
プラスイメージに転じたこの縞模様はその後、フランスのバスク地方で、漁師の仕事着として取り入れられ、『ボーダー=マリン』の認識が広まったと考えられます。また私たちが普段ボーダーTシャツとして着ているものは、『バスクシャツ』と呼ぶのが正式名称のようです。
何気なく身につけていたボーダー柄には、こんなにも長い長〜い歴史があって今に至るなんて驚きですよね!
Designers’ Fridge でもこのボーダー柄を取り入れたバッグをご用意しております!こちらのバッグはボーダー柄の本場とも言えるフランスで、気鋭のクリエイターがデザインしたものです。デザイン性はもちろん、たくさん収納できる上取り出しやすいと機能性も抜群です!
今年はこのバッグを相棒に、色んなところへお出かけしてみませんか?
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