パリのサロン・ド・テでお茶してみよう♪

観光の合間に、買い物の合間に。

パリにはサロン・ド・テ(Salon de thé)とよばれる、ティータイムを楽しめるスイーツカフェがあります。

パリは日本でも有名なスイーツブランドが乱立する、スイーツ天国。パリに行ったら、ぜひ本場のスイーツを本場風に味わってみたいものですよね。

というわけで、今日はパリで行ってみたいサロン・ド・テのご紹介☆

サロン・ド・テ ってなーに?

パリの街角には、ブラッスリーやレストラン、カフェ、サロン・ド・テ、といった様々な呼び名の飲食店がたくさんあります。さすが、食の王国フランス。行く前に、それらがどんなものなのか、ちょっと予習しておきましょう!

 

レストラン restaurant

「食事をする場所」という意味で、飲食店を指す最もメジャーな言葉。ミシュランの三つ星レストランや予約をしていく高級レストランなどは、TPOにあわせたドレスコードも調べておきましょう。

ブラッスリー brasserie

一品料理が主体の庶民的なレストランのこと。本来はビアホールとかパブの意味。

ビストロ bistro

「庶民の食堂」という意味の、小ぶりで気取らないカジュアルタイプの居酒屋。

ビュフェ buffet

駅の中にある、軽食を出すスタンドのこと。そういえば日本でもパーティーでよくある立食形式のアレも、ビュッフェ形式っていいますよね。

タベルヌ taverne

田舎風の内装を施した飲食店。田舎風のビストロ、といったイメージですね。

カフェ café

もともとは飲み物を飲む(コーヒーやジュースからアルコールまで)お店のことで、飲み物だけで食べ物は提供していなかったんだそう。今のカフェはもちろん、軽食もいただけるカフェ多数。

食べるところ、飲むところだけでもいろんな名前があるんですね!

はい、いろいろ見てきましたが、それでは、今日の主役、サロン・ド・テは?といいますと・・

サロン・ド・テ salon de thé

飲み物と一緒にケーキやスイーツが食べられるティールームのこと。

なるほど!サロン・ド・テというのは、日本でいう喫茶店やカフェみたいなものですね。
ちなみにサロン・ド・テ のテthéは、お茶(tea)という意味のフランス語です。

 

一度は行ってみたい☆パリのサロン・ド・テのアドレス

それでは、パリに行ったら一度は行って見たいサロン・ド・テをいくつかご紹介しましょう。
日本でもおなじみの名前の名店のサロン・ド・テもたくさんありますよ。
スイーツのお土産もみんなに喜ばれますが、現地のサロン・ド・テで味わうティータイムも、また格別です!

アンジェリーナ Angelina


出典:http://www.angelina-paris.fr/fr/

銀座をはじめ、日本各地に店舗があるモンブランの名店アンジェリーナ。

さっくりフワッフワな触感は「日本一のモンブラン」という称号もちらほら聞こえてきますよね。

そんなアンジェリーナの本店はパリ。なんとルーブル美術館のアーケードにサロン・ド・テがあります。ルーブル美術館見学と一緒にセットで予定にいれておきたいものです。

住所:226 rue de Rivoli, 75001 Paris
URL:http://www.angelina-paris.fr/fr/ (英仏語)

エディアール Hediard


出典:http://www.hediard.fr/thes-cafes/accessoires.html

パリの中心地、マドレーヌ広場の一角にある高級専門店。レッドどブラックのストライプのファサードデザインに見覚えのある人も多いのでは?

パリのエディアールのサロン・ド・テは、朝8:30オープンの朝食からディナーまで一日中楽しめる、観光客にも嬉しいお店です。
紅茶を頼むとビビッドなカラーの南部鉄器のティーポットで出され、鉄瓶を通して味わう紅茶の味はまた格別な深みがあります。

住所:21 Place de la Madeleine – 75008 Paris
URL:http://www.hediard.fr (英仏語)

ラデュレ Ladurée

出典:https://www.laduree.fr/laduree-paris-royale.html

言わずと知れた、マカロンといえばラデュレ♪ラデュレといえばマカロン♪

そんなカラフルでフォトジェニックなラデュレのマカロンを、本場のサロン・ド・テに味わいに行きましょう。ラデュレはパリ市内にいくつか支店がありますが、エディアールのあるマドレーヌ広場からコンコルド広場に向かって走るロワイヤル通りにあるロワイヤル店は、パリ市内の観光やショッピングの合間のアクセスが良好。

ペールグリーンとディープグリーンのファサードにピンクやペールブルーのかわいらしいお菓子のディスプレイは、通りを歩いているだけでもワクワクしてきます。

本場のラデュレのサロン・ド・テを訪れたら、定番のマカロンに、機会があったらフレンチトーストも味わってみてくださいね。

住所:21 Rue Bonqpqrte 75006 Paris
URL:https://www.laduree.fr/laduree-paris-royale.html(仏語)

フォション FAUCHON


出典:https://www.fauchon.com

 

エディアールと同じマドレーヌ広場にある、ショッキングピンクとブラックのいかにもパリらしい華やかなデザインの紅茶専門店として日本でも有名なフォション。日本ではエディアールよりもメジャーなブランドですね。
フォションは都内のデパートにも、フォション サロン・ド・テを構えていますが、フォション パリ本店では、紅茶の他にもお菓子やジャム、パン、お惣菜、といった様々な食品を扱う店としての一面が見られます。
せっかくなので、お店の前のテラス席で買ったものを広げて食べたり、ホテルに持ち帰って食べてもいいですね!

住所:30 Place de la Madeleine 75008 

とらや


photo by Nobuyo Kobayashi

せっかくパリに行ったけれど、毎日フランス料理ばかりでちょっと胃がもたれる・・日本食が恋しい・・なんて時は、ラデュレのロワイヤル店にほど近いパリのとらやへどうぞ。

え?とらや?あの羊かんの?そうなんです、そのとらやです。

とらやパリ店ではサロン・ド・テを併設しており、定番の羊かんや季節の和菓子、おまんじゅう、おしるこやあんみつといった日本の和菓子を楽しめます。

もちろん煎茶やほうじ茶といった日本茶も充実の品揃え。紅茶やコーヒーも楽しめます。日本人がほっとするサロン・ド・テですね。

住所:10, rue Saint-Florentin 75001 Paris
URL:https://www.toraya-group.co.jp/toraya-paris/ja

おわりに

パリのサロン・ド・テめぐり、いかがでしたか。

ぜひ現地のサロン・ド・テに足を運んで、極上のティータイムをパリで楽しんで見てくださいね。

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Writer: Nobuyo Kobayashi
DESIGNERS’ FRIDGE Official Partner