超神秘的☆ポルトガルのパワースポットに行こう!

ヨーロッパの最果ての国、ポルトガル。海の向こうはアメリカ大陸やアフリカ大陸が広がっています。

古くからポルトガルは、ヨーロッパの大国やイスラム教徒の支配を受け、どちらの文化も色濃く残り融合してきたエキゾチックな国です。

そんなポルトガルには、有名なパワースポットがいくつかあることはご存知でしょうか?パワースポットが大好きなみなさん、ポルトガルで「ヨーロッパ最果てのパワースポットめぐり」はいかがでしょうか♪

ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会(Igreja Nossa Senhora da Nazaré)/ナザレ


出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ナザレ_(ポルトガル)#/media/File:Nazare_May_2008-1.jpg

リスボンからバスで2時間ほど北上すると、大西洋海岸沿いにある漁師町がナザレです。
現在は海辺のリゾート地として有名ですが、「ナザレという名前は、あれ?イスラエルじゃなかった?」と思ったあなたはすでにヒントをつかんでいます。

8世紀に、西ゴート王ロドリゴがロマノという僧侶を連れてこの町にやってきた時、ロマノが携えていたマリア像がイスラエルのナザレのものだった・・という話から、この町はナザレと名付けられたのだとか。

もともとナザレという町の歴史にキリスト教に深い関係がありそうなのですが、ロマノは亡くなる前に、マリア像を崖の洞窟の中に隠したそうです。

その後、近所の羊飼いたちがマリア像を見つけ、さらに、12世紀にこの地の城主が馬に乗って狩りをしていた時に奇跡が起こります。追い詰めた鹿が崖から転落、そして勢いあまった城主の馬も後ろ足のみ岩の上に残して、前足が空を切った時、なんと聖母マリアがあらわれ、城主と馬を無事に後退させて救ったのだとか・・・。


出典:http://www.cnsn.pt/portal/index.php?id=1404&layout=detail

城主は聖母マリアの奇跡に感謝し、自分が命を救われた崖の上に礼拝堂を建てた、というのがメモリア礼拝堂。

その後、この地にはパワースポットとして巡礼者たちが押しかけるようになり、あらためてメモリア礼拝堂の手前に教会を建てたのがこのノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会。

そして現在、教会の祭壇中央に飾られているのが、そう、ロマノの聖母マリア像なんです。

なんとも人知を超えた不思議な話ですよね。教会の見事なバロック様式の建築の中にいると、本当に何か力が湧いてくるような気がしてきます☆

サン・ゴンサーロ教会(Igreja de são gonçalo)/アマランテ

出典:https://pt.wikipedia.org/wiki/Igreja_e_Convento_de_São_Gonçalo#/media/File:Igr_s_goncalo_amarante.JPG

ポルトガル北部、ポルトから約1時間バスに揺られてたどり着く風光明媚な田舎町。アマランテという小さな町は、縁結びで有名です。というのは、町の守護聖人サン・ゴンサーロが縁結びの神様として知られており、毎年6月初めにはサン・ゴンサーロ祭りが開催され町は賑わうのだとか。

良縁を求めるたくさんの独身女性たちが向かうのは、サン・ゴンサーロが祀られたサン・ゴンサーロ教会。1540年に建設が始まり、長い歴史の中でゴシック、ルネッサンス、バロック、スペイン風古典様式を融合させて完成させられた珍しい建物です。

中央の祭壇横の聖人の像のある場所につながっている紐を引っ張ると、良縁に恵まれるということで、世界中から女性が参拝に訪れているのだそうです。(良縁のために恥ずかしがらずにひっぱろう、うん!)


出典:https://pt.wikipedia.org/wiki/Amarante_(Portugal)#/media/File:São_Gonçalo_de_Amarante3.jpg

また、せっかくアマランテまで足を伸ばしたら、タメガ川にかかるサン・ゴンサーロ橋の風景を堪能しましょう。このサン・ゴンサーロ橋はポルトガルのガイドブックには必ずと言っていいほど登場する「ザ・ポルトガル」の風景です。


出典:https://pt.wikipedia.org/wiki/Amarante_(Portugal)#/media/File:Amarante-Ponte_sobre_o_Tâmega_(1).jpg

バジリカ(Basillica)/ファティマ


出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ファティマの聖母

ポルトガルぶっちぎりのパワースポットといったら、ファティマ。

つい100年前の1917年まではファティマは何もない田舎の荒地でした。

しかし、この年の5月、村の3人の子供たちがいつもと同じように羊の番をしていたときに、突然奇跡がおきます。

空に聖母マリアが3人の前に現れ、「今後5ヶ月間、毎月13日の同じ時刻にここに来なさい」と告げて消え去ったのだとか。半信半疑の村人たちも翌月の13日に彼らと一緒にこの地に来たのですが、聖母マリアは3人にしか見えず、3人と会話を続けたそうです。

不思議な現象に噂が噂をよび、最後の10月13日にはなんと7万人もの群衆がファティマに集結。奇跡を固唾を飲んで見守っていた時、突然雨がやみ、太陽が火の玉のように回り始めたそうで、7万人が不思議な現象を目撃したということで大騒ぎになりました。

これら一連の出来事は、奇跡として認められ、のちにこの地に聖母マリアが3人に望んだ礼拝堂が建ったといいます。この予言以来巡礼者が殺到し、聖母マリアが出現した毎月13日には、なんと10万人もの巡礼者が集結する奇跡のパワースポット。

広場の中央にはキリスト像が立っており、その足元に湧き出す泉はいわば聖なる水。体の悪いところが治ると伝わっており、世界中から重病人たちが泉の奇跡を信じて訪れます。

聖母マリアの予言内容に関わっていたとされる当時のローマ教皇ヨハネ・パウロ2世もこの地を訪れたそうです。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ファティマ#/media/File:Fátima,_Portugal.jpg

聖母マリアの奇跡の物語については、聖堂近くのファティマろう人形館にて蝋人形で再現されているので、ファティマを訪れたら行ってみましょう。

奇跡は現代の科学でははかりしれない話かもしれませんが、3人が実際に経験した場面を見ることで、見えない力の不思議さを感じられると思います。

ファティマは、リスボンからはバスで1時間半ほどで行けるので、リスボンを拠点に日帰りでもいけます。パワースポットツアーであれば、ナザレからもバスで行くのもgood。ナザレから1時間半ほどの距離です。

 

おわりに

いかがでしたか。

日本のパワースポットとはまた違う、神秘的なパワースポットは、ポルトガルの美しい大地の中でより一層ドラマティックに響いてくるものがあります。

みなさんにも、パワーが訪れますように☆

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Writer: Nobuyo Kobayashi
DESIGNERS’ FRIDGE Official Partner

プラハにミュシャのアール・ヌーヴォーを観に行こう♪

カフカ、ドボルザーク、スメタナ・・・。チェコ出身の偉大なアーティストは数多くあれど、アール・ヌーヴォー様式の画家、アルフォンス・ミュシャ(チェコ語だとムハ)もチェコ出身だって知っていましたか?

チェコの首都プラハには、彼の残したアール・ヌーヴォーの作品が多く残されています。

日本でも、2017年に国立新美術館で「ミュシャ展」が開催され、大きな反響を呼んだアーティストのひとり。今日はアール・ヌーヴォー好きなあなたがプラハに行ったらぜひ観るべき、ミュシャのアートをご紹介します。

アール・ヌーヴォーとミュシャ


出典:https://shop.mucha.cz/en/the-four-seasons

アール・ヌーヴォー(Art nouveau)とは、フランス語で「新しいアート」という意味で、今から約100年前に建築、工芸品、グラフィックデザインといった多岐にわたる分野において流行したデザイン様式のことです。

花や植物、昆虫、動物などの有機的なモチーフや流動的な曲線の組み合わせといった、それまでになかった華美なデザインや個性的な装飾性が大きな特徴ですが、なにより木や石といった従来の素材とアイアンやガラスといった新素材との組み合わせで生まれた画期的なデザインスタイルが目を引きます。しなやかで官能的なアール・ヌーボー様式は今なお多くのファンの心を引きつけていますね。

当時はフランス、ベルギーを中心にアール・ヌーヴォー運動が流行しましたが、中でもチェコ出身のアルフォンス・ミュシャはアール・ヌーボーを代表するグラフィックデザイナーです。ミュシャの作品は、ポスター、パネル、絵画を中心に、女性をモチーフにした作品や優美な曲線を魅惑的に描いた作品が多くありますが、ミュシャはパリやアメリカで大活躍をした後にチェコに戻って制作を続け、スラヴ叙事詩などの自身のスラブ民族の歴史をモチーフにした大作の連作を完成させ、1939年にプラハでその生涯を終えました。

 


出典:https://shop.mucha.cz/en/cocorico

ミュシャが生きた時代、チェコは長いことオーストリア=ハンガリー帝国の支配下にあり、1918年に隣国のスロバキアと合併してチェコスロバキア国が生まれた時は、ミュシャをはじめとしたチェコ人(スラブ民族)は自分たちの民族の独立を非常に喜びました。しかしミュシャが亡くなる直前の1938年には、台頭してきたナチスドイツにチェコスロバキアの国土を奪われてしまいます。(ミュシャ自身もナチスドイツに従わない危険人物とみなされ、拷問にあったそうです。)

このように、チェコには大国の歴史に翻弄された悲しい時代が長くありました。だからこそ、晩年のミュシャは、「自分たちチェコ人(スラブ人)は、苦難の歴史を歩んできたが、民族の誇りや歴史、未来の希望を捨ててはいけない」という意味のメッセージをアートで発信しようとしたんですね。

こうした事情で、プラハには、チェコ人アーティストとしてのミュシャが故郷チェコのために残した偉大な名作が今尚多く残されているのです。というわけで、チェコを愛した偉大なアーティスト、ミュシャの作品を観にプラハに行ってみましょう♪

ミュシャのおすすめ☆アール・ヌーヴォースポット

聖ヴィート大聖堂

教会の華やかなデザインといえば、ステンドグラス。教会内部に自然光を取り入れる採光が、赤や青、黄といったガラスを組み合わせることによって、教会内をより神秘的に荘厳に照らします。ステンドグラスは主にイエスキリストの生涯や聖書に出てくるシーンなどが描かれています。

チェコの首都、プラハのプラハ城の城内にある聖ヴィート大聖堂には、ミュシャの見事なステンドグラスが遺されています。実は聖ヴィート大聖堂は、はるか10世紀から建設されているのですが、改築や戦争を経て最終的に20世紀に入ってから完成したという歴史があります。ステンドグラスは19世紀末から20世紀初頭にかけて作られたとされ、それで古く歴史的な建造物にその時代に活躍していたミュシャが作品を奉納することができたんですね。聖堂は奥の祭壇に向かって長い空間になっており、回廊の巨大な柱と柱の間に大きなステンドグラスが掲げられています。入り口から見て左側の手前から3番目が、ミュシャの手がけたステンドグラス。他の作家によるステンドグラスとまるっきり違う、華やかなアール・ヌーボースタイルのステンドグラスは、見てすぐにそれとわかります。

ミュシャのステンドグララスには、最上部にイエス・キリストが手を広げて擬人化したスラブを包み込むように配され、中央には10世紀のボヘミア王でチェコの守護聖人である聖ヴァツラフとその祖母、聖リュドミラを中心に、スラブ世界にキリスト教を布教した聖ツィリルと聖メトディウス兄弟の生涯とが描かれています。最下部には、BANKA SLAVIE(スラブ保険会社)と書いてあるのはスポンサーなのでしょうね。全てに見入ってしまいます!

ミュシャ美術館


出典:https://www.mucha.cz/jp/exibition-jp

プラハ市内にあるミュシャ美術館では、彼の作品のほか、ミュシャの生涯と作品に関するビデオ上映がされています。展示は7つのセクションに分かれており、ミュシャの家族によって保管されてきた世界的に有名な数多くのポスターはもちろん、スケッチの下絵や絵のモデルや家族の写真なども展示されており、ミュシャの制作の裏側や制作にかける思いを知ることができます。体系的にミュシャの作品を堪能したい方には、ミュシャ美術館はマストアドレスですね。ミュージアムショップではミュシャの作品をベースにしたお土産も展開しているので、美しくすてきなチェコ土産としてもおすすめです♪

https://www.mucha.cz/jp/
Mucha Museum, Kaunicky palac panska 7 110 00 Prague1

市民会館(Obecní dům)

プラハ旧市街の共和国広場の一角にある市民会館は、アール・ヌーヴォー様式で建てられたゴージャスで美しい建物です。市民の公共サービスを行なっている他、音楽ホールやサロン、カフェ、レストランが入っている公共施設です。ここではミュシャは建物の内装を手がけていて(マルチクリエイターですね!)ガイドツアーに参加すると、「市長の間」をはじめとするアール・ヌーヴォースタイルの美しい部屋やステンドグラスを見て回ることができます。


市民会館の地下には、荘厳なアール・ヌーヴォー式の装飾が施されたプルゼニ・レストラン(Plzeňská restaurace)があり、リーズナブルに本格的なチェコ料理を生演奏とともに堪能できるので、おすすめです☆

出典:https://www.plzenskarestaurace.cz

Náměstí Republiky 5, 110 00, Praha 1

おわりに

いかがでしたか。

他にも、プラハ国立美術館にも有名な「スラヴ叙事詩」などのミュシャの作品が展示されているので、行ってみてくださいね。

チェコが生んだ偉大なアーティスト、アルフォンス・ミュシャの作品は、彼が活躍していたフランスにも足跡がありますが、実はプラハの方が様々な作品をまとめて堪能できます。ミュシャ好きな方は、ぜひプラハで彼のアール・ヌーボーを楽しんでください☆

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Writer: Nobuyo Kobayashi
DESIGNERS’ FRIDGE Official Partner

現地で絶対食べたい☆スペインのタパス料理

最近は日本でもスペインのタパス料理(小皿料理)が大流行ですよね♪

アヒージョに、オリーブに、生ハムサラダに、・・と日本人の口にもあうスペイン料理は、店によっても地方によっても味も種類も違います。

今日はスペインに思わず行きたくなる!現地で食べたいスペインのタパス料理についてご紹介します。

そもそもタパスってなに?

日本でも「タパス」と言われることの多いスペイン料理ですが、居酒屋兼食堂のバルで提供される小皿料理のことを指します。要は居酒屋のお酒のつまみ料理なんですね。なので、お酒がおいしく頂けるよう、タパスには酸味や塩気の強い料理が多いのです。

スペイン人にとってはバルは日常生活に密着している文化で、友達や家族とサクッと立ち寄って、何軒もバルをはしごしていくスタイルなのだとか。だから、食事というよりは小皿の軽食スタイルで、パンを薄切りにしてカナッペのように料理を乗せていく形態が発達していったんですね。

ちなみに、タパスでよくみかける「ピンチョス」は、串料理のことです。

これぞタパス♪現地で食べたい一皿

タパス料理には、オリーブやチーズの盛り合わせといったサクッとつまめる「酒のさかな」がたくさんありますが、ここでは食事にもなるメジャーなタパス料理をご紹介します。

わぁ、もう食べたくなってきた?

さっそく、バルに行ったつもりでみていきましょう♪

パン・コン・トマテ(Pan con tomate)” icon=”icon-checkmark


Photo by nobuyo kobayashi

名前の通り、トマト付きパンですね!

カンパーニュパンを輪切りにしてマッシュされたトマトをのせるシンプルなスタイルですが、パンの表面にあらかじめオリーブオイルや岩塩、そしてガーリックをすりつけているため、香ばしくて食欲増進しちゃう魅惑のパンです。

お店によっては、アンチョビ(いわしの塩漬け)やパプリカ、ざくぎりのオニオンが乗っていたりします。

もともとはカタルーニャ地方でよく食べられていて、カタルーニャ語ではパ・アム・トゥマカットと言います。

パン・コン・トマテはあまりの美味しさのあまりついパンを食べ過ぎてお腹がいっぱいになり、次のタパス料理にチャレンジできなくなること(経験者は語る・・)もあるので要注意ですっ!

ガンバス・アル・アヒージョ(Gambas al ajillo)

スペイン料理といったらいまやアヒージョが定番ですよね。日本人でアヒージョが嫌いという人はいないのではないか?!というくらい、今や普通のスーパーでも「アヒージョの素」が売られていますね☆

アヒージョというのは、スペイン語で「刻んだガーリック」という意味だそうで、熱したオリーブオイルとガーリックで煮込んだ料理は「(食材名)+アル・アヒージョ」というのだそうです。

このガンバスは、小エビという意味で、これは小エビのアヒージョ。小エビのほかにもマッシュルーム(シャンピニョーネスChampiñones)やイワシ(サルディーナSardinas)、チキン(ポーリョPollo)、タラ(バカラオBacalao)といったスペインでもおなじみの食材がアヒージョのラインナップ。

アヒージョ料理ののこったオリーブオイルをパンにひたして食べるのも二度楽しめますよね。

アヒージョはカスエラという耐熱容器でアツアツで出てくるので、口の中の火傷に注意してくださいね!

トルティージャ(Tortilla)

スペインバルの定番中の定番、じゃがいも入りオムレツ。日本のバルだとスペイン風オムレツという名前ですね。フランスのオムレツと違い、フライパン全面を使って焼き、しかもボリューミーです。海外の食事は味がいまいち・・なんて方もトルティージャは大丈夫と言っていました。

シンプルなオムレツのようにみえてもトルティージャはお店や地方によって見た目も味も様々。マヨネーズのようなアリオリソースがかかっているトルティージャもあります。ぜひ、トルティージャ食べ比べもやってみてくださいね。

パエリヤ(Paella)

じゃじゃーん!スペイン料理といったらパエリヤですよね!

スペインのおいしいものはほとんど入っているといっても過言ではない米料理なので、日本人でも食べやすいです。

パエリヤは平たいパエリヤパンという専用のフライパンで作る炊き込みご飯。普通のレストランでは、「パエリヤは2人前から」という表記をよく見かけます。

ひとり旅の特に小食の方や女性は、パエリヤを食べるならバルでタパスになったパエリヤを注文しましょう!その昔、ひとり旅のマドリードのレストランでパエリヤを注文したら「パエリヤは2人前しかできない」と言われて泣く泣く2人前を食べた私からの忠告、いや警告です。一人では、2人前のパエリヤは・・・・・絶望的に多かったです。涙

ボケロネス・アン・アセイテ(Boquerónes en aceite)


Photo by nobuyo kobayashi

なにやら長い名前ですが、ボケロネスというのはイワシ。オリーブオイル漬けのアンチョビとイワシの酢漬けです。スペインは大西洋と地中海に面している国のため、シーフードが豊富。特にイワシ(加工されるとアンチョビですが)がスペイン料理を支えているといっても過言ではありません。

程よい酸味のイワシの酢漬けは、白ワインとの相性バッチリ。

ハモン・セラーノ(Jamón Serrano)

スペインといったら生ハム!と思っている方も多いでしょう。

なんたって、スペインのハムは世界3大ハムのひとつですものね。(あと2つはイタリアのパルマハム、中国の金華ハムです)しかも日本で食べるより安いので、ハム好きさんはぜひスペインでハムを食べましょう。ちなみに、ハモン・セラーノは白豚のハムで、ハモン・イベリコJamón Ibéricoだと黒豚のハムです。

薄くスライスしたものがタパスでは多いですが、中にはフルーツと一緒に食べたり、またはパンにのせて軽くトーストしたりと、ハムの味のマリアージュは無限にあります。

ロシア風サラダ(Ensaladilla rusa)

なぜスペインでロシア風?といぶかしく思ったと思いますが、英語で「オリヴィエ・サラダ」といわれる茹でたジャガイモ・卵・きゅうり・ニンジン・鶏肉をサイコロ状にしてマヨネーズソースであえたサラダのことを、スペインではロシア風サラダと呼びます。もともとは、ロシアのモスクワの高級レストランのシェフだったベルギー人のオリヴィエさんが考案したレシピで、スペインではロシア風サラダと呼ばれており、スペインのタパスでは大抵ある人気料理の一つです。日本人の口にも合います。

おわりに

いかがでしたか。

ほかにも紹介しきれない、たくさんのタパス料理があります。

タパス料理は一皿一皿がリーズナブルに楽しめるので、ついつい数を頼んでしまい、またお酒もすすむんですよね。

スペインに行ったら、ぜひ本場のタパス料理をたくさん楽しんでみてくださいね。

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Writer: Nobuyo Kobayashi
DESIGNERS’ FRIDGE Official Partner

とっておきのシンガポール☆オシャレ雑貨めぐり

観光地巡りを一通り終わったら、おしゃれな雑貨やセンスのいい上質なインテリアシーンをブラブラみて歩く、なんていうのも楽しいですよね。

特にシンガポールは、アジアとヨーロッパのいい部分をミックスした洗練されたインテリアシーンの宝庫。

今日はオシャレ雑貨ショップめぐりinシンガポールの旅に出かけてみましょう。

シンガポールの雑貨ショップがオススメな理由

シンガポールの雑貨ショップがオススメな理由は、3つあります。

1.欧米系インテリアデザイナーをはじめ、アジア各地のデザイナーのアイテムがたくさん見られる♪

2.日本未輸入品のオシャレ雑貨が多数!

3.ショッピングモールに入っている店舗に行けば、暑い中でも移動が楽チン(^O^)v

シンガポールは近隣のアジア各国で採れて加工された安くて良質な素材が集まってくるのと、貿易拠点の都市ということもあって、欧米系のインテリアショップをはじめ、アジアの若手のデザイナーがたくさん活躍している都市です。

シンガポールで売れたアイテムをアジア各地や欧米に輸出していくカンパニーもたくさんあるので、他には見られない、エッジの効いたオシャレ雑貨が集まっているんですね。

また、シンガポールは多民族国家であるので、それぞれの民族のテイストを生かした上質なデザインも豊富☆

また、シンガポールに拠点を置いて世界各地に展開しているインテリアショップでも、まだ日本に進出していないメーカーが数多くあり、日本では手に入らない洗練されたインテリア雑貨がザクザクとあるんです。
そして、シンガポールはショッピングモール(巨大なショッピングセンター)の宝庫!

ひとつのショッピングモール自体が大きくたくさんのショップを抱えているので、暑い炎天下の中をあちこち移動せずとも一つのショッピングモールで色々と楽しめちゃいます☆

お気に入りのお店が多く入っているショッピングモールを探して1日楽しむのもおすすめ。

ね、興味が湧いてきたでしょ。まずは見に行ってみましょう!

ぜひ立ち寄ってみたい、シンガポールのおすすめ雑貨ショップ

というわけで、シンガポールには星の数ほどお店があるのですが、超厳選して、シンガポールに行ったら是非のぞいてみたいおすすめ雑貨ショップをご紹介しま〜す!!

Lims リムズ

https://www.limslegacy.com

アジア雑貨を見に行きたいのであれば、おすすめ。シンガポールをベースに、インドやラオス、ベトナム、タイといったアジア各国の選りすぐりのインテリア雑貨が待っています☆アジア雑貨ラバーにはたまらない場所♪

MRTサークル線のエスプラネード駅から徒歩約5分ほどのところにある複合型ショッピングモール、マリーナ・スクエアの中に入っているので、行ったついでにボーリング場や映画館、イギリス資本のマークス&スペンサーや、日本のファッションシーンでもおなじみのザラもブラブラと立ち寄ることができるのでおすすめです。

6 Raffles Blvd., #02-23/24 & 324/325 Marina Square

Niise ナイス

https://naiise.com/pages/naiise-the-cathay

2015年オープンで人気沸騰の、シンガポールの雑貨アドレス。
地元デザイナーたちによるハイセンスなデザイン雑貨は必見☆食品や文具、コスメ、アクセサリーやファッション、さらにはローカルのミュージックCDまで堪能できちゃいます。MRT南北線および東北線ドービー・コート駅から徒歩約5分ほどのアクセス。

2 Handy Rd., #B1-08 The Cathay

Guan Antique グァン・アンティーク

“https://www.facebook.com/175005389176917/photos/pcb.1622729651071143/1622729317737843/?type=3&theater”

陶器や家具、サンダルやタイルに特徴のあるプラナカン雑貨好きにはたまらない、プラナカンの骨董店。
プラナカンとは、その昔、中国からシンガポールに貿易でやってきた華僑人と現地のマレー人の混血の子孫たちのこと。
貿易で活躍していたプラナカンは、中国xマレーの文化をベースにアジアやヨーロッパの文化をいいところどりでミックスさせたキッチュで繊細な文化スタイルを持っていて、その生活様式は一部残っている店舗兼住宅のプラナカン・ショップハウスにもあらわれています。
ちなみに、チャイナタウンにあるこのお店に行くときは、すぐ近くにある壁面アートもぜひ堪能してみて☆インスタ映えする壁面アートが待っていますよ!
31 Kampong Bahru Rd.
Hanna Lee ハンナ・リー

https://www.facebook.com/shophannalee/

ロンドン発のリーズナブルなアクセサリーショップ。

カラフルな天然石やビーズのアクセサリーは、ドレスコードを問わず合わせられるので、現地でも大人気のお店です。なんといってもキュート!アクセ好きな女子は必見です。

また、お店が入っているMRTボタニックガーデン駅からすぐのクルーニー・コートは、コロニアル風の建物外観もさることながら、実力派のインテリア雑貨が集まった、超絶オシャレショッピングモール。オシャレ欧米系雑貨を目指すならぜひ行ってみたいアドレス。

また、ボタニックガーデン駅周辺のエリアHolland Village(ホランド・ビレッジ)は、MRTやバスで行ける、高級タウン。

土地柄、欧米人が多く住む地域なので、ヨーロピアンテイストあふれるハイソなデザインのインテリアシーンをよく見かけます。

ウィンドーショッピングが楽しいエリアなので、周辺のお店も散策してみて。

501 Bukit Timah Road, #02-15

おわりに

いかがでしたか。
上質なデザインの中にも個性的でかわいさが光るシンガポール雑貨は、お土産にもぴったり。ぜひ、シンガポールでお気に入りのレアな雑貨を見つけてみてくださいね。

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Writer: Nobuyo Kobayashi
DESIGNERS’ FRIDGE Official Partner

空港から遊び倒せる♪
シンガポール・チャンギ国際空港の楽しみ方☆彡

カジノやショッピングやホテルや動物園といった遊びが両手をあげて待ち構えている、リゾート大国シンガポール。
日本からいざ飛行機で飛び立って、シンガポールに到着したらすぐ市内に向かっちゃう・・のはもったいないかも?!

実はシンガポールの玄関口、チャンギ国際空港は、国際航空ランキングでも常に上位にランクインする、設備やサービスに定評のある空港なんです。なんといってもエンターテイメントやリラクゼーション施設といった、空港からお客様に楽しんでもらおうという仕掛けがいっぱい。
日本からシンガポールに到着したばかりのタイミング、もしくはこれから日本に帰ろうという出発のタイミングで、時間があったらぜひ空港内を探検してみましょう。

チャンギ空港は一つの都市なんです!!!!!!!!

シンガポール・チャンギ国際空港は、2017年に4つめのターミナルがオープンした超巨大なハブ空港です。
ただ大きなだけでなく、ハイテクなチェックインシステムで効率化を図っているのはもちろん、「空港都市(エアトロポリス)」といわれる、空港が一つの都市と言われるような複合施設になっています。

たとえば、空港内にショッピングセンターやレストランがあるのは当たり前の光景ですが、ムービーシアターがあったり、プレイステーション3が遊べるルームがあったり、ガーデンやプール、ホテル、ジム、なんと巨大なスライダーといった「遊べる施設」なところがチャンギ空港の魅力。

小さなお子さんを連れての長旅を快適に乗り切るためにも、空港で体を動かしてめいいっぱい遊ばせることができるとあって、ファミリー層からの支持も熱いんです。

各ターミナルは無料のスカイトレインで互いにアクセスできるので、事前にどこのターミナルに何があるかを確認して、お得に遊び倒したいですよね。

体験したい☆チャンギ空港の各スポット

それでは、普通の空港にはない、チャンギ空港☆おすすめのスポットをご紹介します。

ムービーシアター

<ターミナル2の3階、ターミナル3の3階>

24時間営業の無料の大型スクリーンのムービーシアターです。
洋画が中心です。ターミナルごとに上映内容が違うので、事前にチェックしてみてくださいね。

【ターミナル2のスケジュール】
http://www.changiairport.com/content/dam/cag/5-airport-experience/3-services-facilities/movies/T2-July-schedule.jpg

【ターミナル3のスケジュール】
http://www.changiairport.com/content/dam/cag/5-airport-experience/3-services-facilities/movies/T3-July-schedule.jpg

エンターテインメント・デッキ

<ターミナル2の3階>

http://www.changiairport.com/en/airport-experience/attractions-and-services/entertainment-deck.html

ゲーマーの皆さん、お待たせしました!
ターミナル2の3階にあるエンターテインメント・デッキでは、Xbox(エックスボックス)やプレイステーション3があなたをお待ちしております。
Xboxはテニスやサッカー、シューティングゲームなどもあるので、ファミリーでも楽しめます!

スライド・アット

<ターミナル3の1階>

Photo by nobuyo kobayashi

なんだこの巨大ならせんの滑り台は?!とぎょっとするかもしれません。こちらはターミナルビルの4階から1階まで秒速6メートルで滑り降りてくる滑り台。

チャンギ空港内の購入した$10分のレシートがあれば1回お試しできるので、お買い物あとにチャレンジ!受付のあるターミナル3の1階をめざしましょう!


Photo by nobuyo kobayashi

屋外プール、フィットネスセンター

<ターミナル1の3階>

http://www.changiairport.com/en/airport-experience/attractions-and-services/swimming-pool.html

なんとチャンギ空港は屋外プール付き!南国リゾート気分を満喫したいあなたは、ジャグジーや屋外プールで遊ぶのもよし、また併設されたバーでプールサイドを楽しむのもよし。利用は一人17SGドル。

フライト前後で身体を軽く動かしたいあなたは、隣にあるフィットネスセンターで軽く汗を流すこともできますよ。

プレイグラウンド

<ターミナル1の2階、ターミナル2の2階、ターミナル3の2階3階>


Photo by nobuyo kobayashi

旅をしているとお子さん連れはとにかく大変。子供は長旅に飽きてしまいますし、思うように体を動かせずにストレスが溜まったりと、お子さんのケアだけでも手一杯になるファミリーも多いことでしょう。

チャンギ空港では各ターミナルに1歳〜12歳までのお子さんを対象にした大きなキッズスペースが設けられており、お子さんが体を動かして安全に遊べるように配慮してあります。しかも24時間オープンの施設なので、いつでも利用できます。

また、ターミナル2のプレイグラウンドにはファミリーゾーンが併設され、オムツの交換や授乳スペースも用意されています。

お子さんを連れてのシンガポール旅行を考えている人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

ガーデン

http://www.changiairport.com/en/airport-experience/attractions-and-services/sunflower-garden.html

さすが南国のエアポート。南国らしさを忘れてはいません!

ターミナル1の3階にはサボテンガーデンが、ターミナル2の3階にはひまわりガーデンが、ターミナル3の2階3階部分には、南国の庭園の中で蝶が飛ぶバタフライガーデンがあります。

またターミナル3には5階分の吹き抜けの壁を使った植物のグリーンウォールがそびえたち、訪れた人々に南国の生命力やダイナミックさを感じさせてくれます。

南国らしい自然に触れてフライト前後にリフレッシュしたいあなたはぜひ行ってみてください。

プラナカンエリア

<ターミナル4の2階>

http://www.changiairport.com/en/airport-experience/attractions-and-services/heritage-zone.html

新しくできたターミナル4には、インスタ映えするプラナカン様式のショップが立ち並んでいます。美しく幻想的な建物の形式は、シンガポールらしさも相まって、インスタ映えシーンとしてピッタリ!

チャンギ空港は次世代型のハイテクな最新施設ですが、シンガポールの歴史や文化を思い出させてくれるすてきな空間も用意されています。

おわりに

いかがでしたか。
せっかくのチャンギ空港、素通りじゃもったいない☆

シンガポールに行く際は、ハイテクさと遊び心をあわせもつチャンギ空港も楽しんで見てくださいね。

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Writer: Nobuyo Kobayashi
DESIGNERS’ FRIDGE Official Partner

インスタ映えする☆シンガポールの夜景ハンティング

無数の光がきらびやかな夜景を彩る、シンガポール。

特に中心地のマリーナ・ベイ・サンズ周辺は、スペクトラといって、レーザー光線や噴水、音楽、ビジュアルアートが繰り広げる光と水と音楽のショーが毎晩華々しく繰り広げられます。
巨大なエレクトリカルパレード状態にただもう圧倒されるばかりですが、なんといっても旅の思い出に美しく荘厳な夜景を撮影しておきたいですよね。

撮った美しい夜景をSNSにアップしたらきっとみんなも感動すること間違いなし。旅のおすそわけにもなりますよね。
というわけで、今日は、シンガポールの素敵な夜景シーンが撮れる場所をハンティングしていきましょう♪

スマホで撮れる!夜景撮影のやりかた

ところでみなさん、お持ちのスマホで夜景を綺麗に撮れます?
目の前に広がる夜景はイルミネーションも美しく、煌々と輝いているというのに、撮った画像はまっくらだったり、なんだか背景がぼやっとしてしまったり、光がブレてしまったような残念な画像が量産されていませんか?
実は、夜景をスマホで美しく撮るにはいくつかコツがあります。

コツ1 フラッシュはOFFで!

美しい夜景を撮る際は、自動フラッシュは必ずOFFにしておきましょう(カミナリマークにあわせます)。画像が真っ暗になってしまったり、背景がうまく撮れない原因って、実はフラッシュを焚いたことによることが理由。

コツ2 ブレないようにスマホを固定する

悲しい手ブレ夜景写真が量産されてしまったあなたは、スマホを三脚で固定するときっと夜景がきれいに撮れます。(旅行にも携帯しやすいミニ三脚でも大丈夫!とにかく固定がポイント。)
また、シャッターボタンを押す際にスマホがブレてしまうことも多いので、その場合は三脚で固定したままスマホの音声シャッター機能を使うか、または夜景撮影用アプリの露出設定でシャッター速度を変えることで手ブレ夜景からオサラバできます。

コツ3 ズームはできるだけ使わない

ついズーム機能をタップして、光の迫力を出したい気持ちにかられますが、ズームを使うと画質が荒くなってしまうので、ズームはできるだけやめましょう。

いや、旅先で設定変えるとか難しいこと言われても・・汗 というあなたは、出発前に夜景用のカメラアプリをスマホにインストールすべし!
スマホのアプリストアで夜景 カメラ で検索すれば、夜景を撮るためのアプリが見つかります。

さぁ、夜景を撮るための準備はできましたか?
それでは、スマホを持って夜景ハンティングにレッツゴー♪

夜景スポット1 :マリーナ・ベイ周辺

シンガポールといえば、やっぱりココ!

マリーナ・ベイには、シンガポールでおなじみマーライオンが鎮座するマーライオン・パークや、シンガポールの新しいランドマークである複合施設マリーナ・ベイ・サンズを擁するスクエア型の入江です。

毎晩行われている、マリーナ・ベイの光のスペクトラショーは無料で見ることができるので、この入江にいたらどこからでもナイス夜景が撮れるはず☆

何を写真におさめたいかによってもポジションどりは変わってきますが、マーライオンのバックに光のスペクタクルをおさめたければ、マーライオン・パークがおすすめ。マリーナ・ベイ・サンズからの迫力ある光のシャワーも一緒に撮れますよ。

夜景スポット2: ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ

マリーナ・ベイ周辺は、他にも撮影ポイント目白押し。
マリーナ・ベイ・サン・ズを挟んでマリーナ・ベイとは反対側にあるガーデンズ・バイ・ザ・ベイのスーパーツリーも迫力があり、園内の巨大アートオブジェとともにインスタ映えする宇宙都市のような幻想的な夜景が撮れます。
ツリーの下から見上げて撮ってもよし、またツリー上のスーパーツリー・バイ・インドシンという展望レストランで地上50mからの夜景を撮っても、感動のナイトシンガポールが待っていますよ。

夜景スポット3:アラブストリート周辺

多民族が暮らすエキゾチックな街シンガポールは、街の佇まいもひたすらフォトジェニック。

アラブストリート界隈は、イスラム系の移民が暮らしている一角。サルタンモスク周辺には、トルコ、エジプト、モロッコといったイスラム文化圏のレストランや、雑貨やアパレルブティックが立ち並び、ディナータイムには歩道にテーブル席が立ち並ぶ様は、異国情緒たっぷり。
サルタンモスクのライトアップも荘厳ですネ。

夜景スポット4:リゾート・ワールド・セントゥーサ

先日、某大統領と某国の書記長がシンガポールで会談したシンガポール屈指のリゾートタウン。ユニバーサル・スタジオ・シンガポールや、水族館、ウォーターパークといったテーマパークが立ち並び、遊びながら夜景も楽しめます。

無料で見られるナイトショー、クレーン・ダンスは、光と噴水と音楽がついた迫力満点の夜景スポット。ぜひ、インスタ映えする一枚を撮っちゃいましょ♪

夜景スポット5:シンガポール動物園のナイトサファリ

https://www.wrs.com.sg/en/press-room/singapore-zoo-presents-rainforest-lumina-a-first-in-south-east-asia.html

シンガポールのナイトライフといえば、ナイトサファリがおすすめですが、暗闇の中、遠くで動いている動物たちをスマホで撮影するのは難易度が高いかもしれません。
ただ、園内ではファイヤーダンスありの大人気のナイトショーが時間ごとに繰り広げられているので、「ここドコ?!」とびっくりされるようなエキゾチックな南国の夜のフォトが撮れます。

おわりに

いかがでしたか。
今回はイメージ画像でのでご案内でしたが、夜景は、設定や撮り方をきちんとできれば美しく迫力ある写真が撮影できます。
暑い南国の夜のエキゾチックな撮影タイムを楽しんで下さいね!

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Writer: Nobuyo Kobayashi
DESIGNERS’ FRIDGE Official Partner

パリの川さんぽに出かけよう♪

Photo by Nobuyo Kobayashi

パリといえば、街のまんなかをセーヌ川が蛇行しているリバーサイドの街。
お買い物や観光も楽しいけれど、実はパリは川さんぽも楽しいんです。
今日はのんび〜りパリの街を楽しめる、川さんぽをご紹介します。

フランスは川の国?!

実はフランスは古くから交通や物流を河川を使って発達させてきた川の国。その距離、なんと約9,000km!都市と都市は川や運河で結ばれています。国土の北側が大西洋、南は地中海と、南北が海に面しているので、古くから海から海へと物資を輸送したり、人が往来する手段だったんですね。
今も運河から運河へとのんびりと船旅を楽しむツアーもあるんですって。
船旅だなんて、優雅ですてきなバカンスって感じで、とっても楽しそう☆

パリも有名なセーヌ川やサンマルタン運河が走る、リバーサイドシティ。
一番最初にパリという街ができたのは、セーヌ川の中州(シテ島)だったと言われています。
パリ市の紋章にも「たゆたえども沈まず」という標語とともに、風をはらんだ帆船が描かれているのは、川を中心に街が発展してきたからなんですね。

出典:wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/パリ#/media/File:Grandes_Armes_de_Paris.svg

 

パリのおすすめ☆川さんぽツアー

というわけで、パリに着いたら、川さんぽに出かけましょう。
それでは、おすすめ川さんぽツアーをご紹介しますね。

ツアー1 セーヌ川沿いをウォーキングさんぽ


出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1430277

なんといっても、パリのセーヌ川は、両岸に世界遺産が並ぶ絶景エリア。
セーヌ川のほとりを歩いているだけでも楽しめちゃいます。
川の河岸は歩きやすく舗装されており、ところどころにカフェもあるので、ぜいたくなおさんぽコースですね。気が向いたら、橋を渡って右岸から左岸へ、左岸から右岸へとぶらぶらと歩けるのも魅力。
セーヌ川にはいくつか大きな橋がかかっているので、歩いて橋桁の下を通るのもまた楽しいですよ☆

7月〜8月であれば、川岸に人工ビーチが作られて、パリジャンやパリジェンヌたちが水着で日光浴をしている姿も見られます。

ツアー2 セーヌ川クルーズで遊覧ツアー


出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/481868

エッフェル塔、ルーブル美術館、オルセー美術館、ノートルダム寺院・・といった美しすぎるパリの観光名所をクルーズ船で眺めるツアー。観光名所はどこも大人気なので、観光シーズンに行くと長蛇の列で時間がかかりますが、クルーズ船ならばすてきな景色を効率よく堪能できちゃいます♪

遊覧ツアーは、セーヌ川岸にいくつかあるリバーステーション(乗船口)でチケットを買ってクルーズ船を待てば、好きなリバーステーションで降りることも可能なので、気ままにぶらりと乗って自由に降りるというのもおすすめ。
また、荘厳な景色を眺めながらお食事も楽しめちゃうのがパリのいいところ。

ランチクルーズや、ディナークルーズを選択すれば、決められた時間に乗船場に向かうだけで、景色とすばらしいフランス料理が待っています。
食事付きだと乗船時間も数時間かかるため、事前予約で予定の中にあらかじめ組み込んでおきましょう♪

ツアー3 サンマルタン運河クルーズでパリの水路探検


出典:wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/サン・マルタン運河

ルーブル美術館やシャンゼリゼ、凱旋門といったパリの目ぬき通りの地下を走るメトロ1号線のバスティーユ駅。駅の真上のバスティーユ広場の南側に運河が見えることはお気づきでしょうか?

Photo by Nobuyo Kobayashi

この運河は南に下るとセーヌ川に注ぎ込んでいるのですが、北側は・・アララ?地上からは水路が見当たりません。それもそのはず、運河の北側は、実は道路の地下に川がもぐった暗渠(あんきょ)。川がなくなったのではなく、地下に川が流れているのです。

ここから1.5kmほどぐぐっと通りが蛇行してマレの北にあるMOMA地区の拠点レピュブリック駅(Republique)に到達すると、駅の北側からにょきっと川がコンニチワしているのが見えるかと思います!
このサンマルタン運河は、閘門(こうもん)といって船の運航にあわせて水位を上げ下げするようにできており、川の水位を上下させて船を通らせている場面によく出くわします。秘密基地への入り口のようでワクワクすること請け合い☆閘門による運河クルーズなんて滅多にできない体験だし、おもしろそうですよね!
そんな探検したい人向けに、サンマルタン運河にも、もちろん遊覧クルーズがあります!

遊覧クルーズはセーヌ川とサンマルタン運河をめぐる数時間のセットツアーの他、食事付きのプランもあります。パリの下町でもあるMOMA地区を通るので、セーヌ川岸からは見られない、パリの人々の暮らしや何気ない日常シーンも船上から見ることができますよ。

セーヌ川の川さんぽだけじゃものたりなくなったあなたは、サンマルタン運河の遊覧クルーズに行ってみましょう。きっと秘密の水路探検にハマるはずです。

 

おわりに


Photo by Nobuyo Kobayashi

いかがでしたか。
パリの川を見ていると、日本の川のように土手がなく、むしろプールや貯水池のような印象がありますよね。土手がない分、水位をコントロールさせることで都市機能を保っているパリの河川たち。

日本とは違う川の景色を楽しみながら川さんぽをしてみてくださいね。

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Writer: Nobuyo Kobayashi
DESIGNERS’ FRIDGE Official Partner

パリのメトロを攻略するコツ☆

出典 : https://www.photoac.com/main/detail/401518

パリに着いて自由行動!なんていう時、メトロ(地下鉄)で移動することが多いですよね。パリのメトロは東京の地下鉄のように、市内中心を縦横無尽に走り回っているので、美術館めぐりや観光名所めぐりには欠かせない、便利な交通機関です。
しかーし!パリのメトロは、巨大迷路ともいえる複雑空間。
プラットフォームにたどり着けず、駅の中をさまよってしまった・・!
気づいたら目的地と反対方向のメトロに乗っていた・・!
目的地の駅に着いたはいいけれど、自分がどこにいるのかさっぱりわからない・・!
な〜んてことはよくあります。
今日は、旅行者にとってリアル脱出ゲーム化しているパリのメトロを攻略するコツをお伝えしますね☆

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パリのメトロが迷路化している2つの理由


出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/580055

そもそもなんでパリのメトロって難しいの?っていう理由は2つあります。
・通路が地下で複雑に交差し、すでにダンジョン化している
・片側ホームの駅が多く、ホームごとに通路が分かれている

こっちかな〜、あっちかな〜なんてさまよっているうちに、もはや自分がどこにいるかわからなくなっちゃうってことはざらにあります。
しかも、日本人には馴染みの薄い、フランス語の標識ですからね。読めないし、わからないしで、途方にくれる日本人が続出してしまうんです。

 

こうやって攻略しよう☆メトロ攻略の5つのポイント

でも、限られた滞在時間の中であそこも行きたい、これも食べたい!という場合は、メトロを使って効率よく回りたいですよね。
パリのメトロを使いこなすのにはちょっとしたコツがいります。今日はこの5つのポイントをご紹介しますね。

ポイント1:  紙?iPhone?iPad?メトロマップをゲットする

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/16488

まずは、メトロの路線図(マップ)をゲットしましょう。
観光案内所やガイドブックで紙のマップを入手できるほか、最近は、iPhoneやiPadにメトロのマップのアプリをダウンロードできるようになっています。
オフライン対応のものもあるので、海外で通信費用がかからずに使えるものあります。
日本にいる間にダウンロードしちゃいましょう!

<おすすめ☆パリのメトロマップのアプリ>

世界の路線図(オフライン対応)
出典:https://itunes.apple.com/jp/app/世界の路線図-オフライン対応/id1032469973?mt=8

Paris Metro Map and Routes (英語のみ・オンラインで駅から駅までのルート検索可)
出典:https://itunes.apple.com/us/app/paris-metro-map-and-routes/id527534137?mt=8

 

ポイント2: 行き先の路線の番号を覚えておく


出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1382594

パリのメトロは全部で14路線。パリのメトロが親切なのは、「丸の内線」とか「半蔵門線」みたいに地下鉄の路線ごとに名前をつけるのではなく、1〜14まで番号を振っているところ。だから、旅行者でも1号線、5号線、といったように覚えやすいんです。
まずは滞在するホテルに一番近い路線の番号だけはおさえておきましょ。
ちなみにX号線、の「線」は、英語でいうLineと同じLigne(リーニュ)といいます。

 

ポイント3: 乗る路線の色を覚えておく

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/8109

さらにメトロではこの全ての路線にテーマカラーがあります。ホラ、日本にもありますよね。丸ノ内線は赤、半蔵門線はパープル、といった具合に。
自分が乗るメトロの路線は何色なのかを知っていると、メトロのマップがとっても見やすくなりますし、なんといっても目的の路線が探しやすくなります。
ホテルの近くを走る路線の番号と色、そして目的地の路線の番号と色を覚えたら、もうメトロに繰り出す準備はできていますよ☆

 

ポイント4: 行き先の駅名を紙に書くか携帯の文字で打っておく


出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/812492

フランス語の駅の綴りと発音は英語のルールと違うので、なかなか口で発音するのは至難の技。
Opéra(オペハ)くらいなら言えそうだけど、Bastilleと書いてあったらなんと読んでいいかわからないですよね。。(正解はベルサイユのばらでおなじみのバスティーユです)。
綴りを追いかけるだけでも手こずる上に、フランス語は前後の単語がくっついて発音する単語も多く、駅名を記憶するだけでもそりゃもうストレス・・。
挙げ句の果てに、必死に声に出して読んでみても「・・?」という顔をされてわかってもらえなかったら、むなしさ倍増です・・・・。

でも大丈夫!そんなときは、無理に声に出して読まなくてOK。
あらかじめ目的地の駅名を紙に手書きで書くか、携帯のメモ帳などに打っておきましょう。携帯で打つ時は、éとか ’ なんていうめんどくさい文字や記号は無くてOK。でも面倒でも単語は最後まで記録しておきましょう。
携帯のメモ帳を使うと外出先ではけっこう便利です。「駅名なんだっけ?」のときに携帯を取り出して確認すれば、どれどれと駅の中でマップを広げるよりスマート。
そして、道ゆくパリジャンかパリジェンヌを捕まえて携帯の画面を見てもらえば、「ああ、そこはね・・」とわかってもらえます。

手書きにしても、携帯のメモにしても、路線の番号、色、駅名はセットにしておくとよいでしょう。

 

ポイント5: 行き先の路線の進行方向の終着駅も一緒に書いておく


出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/967575

パリのメトロは、ダンジョンプラットフォームへの入り口に、大きく進行方向の駅名が順番に表示されています。
特に片側ホームの駅のプラットフォームは、間違えて目的地と反対側に連れて行かれてしまう悲劇が後をたたないのですが、そんな時は、さきほどのメモに、進行方向の終着駅も一緒に紙に追記して書いておくか携帯に打っておきましょう。
もし間違った方向に進みつつあっても、メトロに乗る前に間違いに気づけます。
面倒で地味な作業ですが、行き先の終着駅まで用意しておくと、現地で必ず役に立ちます!

 

ポイント6: メトロのドアは自分で開ける


Photo by Nobuyo Kobayashi

ようやく目的地まで行くプラットフォームに降り立ったあとも、試練は続きます。
実は、パリのメトロは、車両のドアが手動開閉なのです。
そのため、プラットフォームに電車が到着しても、ドアは自動的には開きません。

しかし!ここでビビってはいけません。落ち着いてドアについているボタンを押すか、取手を上げてドアを開けましょう。中から開ける場合も同様です。もちろん、走行中には開きませんので、プラットフォームに電車が止まってから操作します。親切なパリジャンやパリジェンヌが近くにいた場合は見かねて手伝ってくれますが、人の出入りが少ない駅は自分で開けないと乗れないし降りられませんので、注意してくださいね。
でも、このドアが自分で開けられるようになったら、パリのレベルが上がったということです(♪タララタッタラ〜!)!

 

おわりに

いかがでしたか。
パリのメトロは奥深いですよね。
でもちょっとした準備と勇気で、メトロは楽しいパリ滞在を助けてくれますよ☆

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Writer: Nobuyo Kobayashi
DESIGNERS’ FRIDGE Official Partner

パリのおしゃれエリア☆NOMA地区のおすすめ︎
雑貨屋さんめぐり

Photo by Nobuyo Kobayashi

観光スポットが多いパリですが、観光だけじゃなくおしゃれな雑貨屋さんめぐりもまた楽しいものですよね。
ここ数年の再開発で、すっかりエッジの効いたおしゃれスポットとなったパリの下町マレ地区から、少し北上した北マレ地区をNOMA(Nord Marais)地区といいますが、NOMA地区はブティックが立ち並び観光客が押しかけるマレ地区よりパリの生活感が垣間見える雑貨屋さんがたくさんあります。
また、NOMA地区を走るBoulevard Rechard Lenoir (リシャール ルノワール大通り)は夜間に屋外フードマーケットが立ち並び、Rue Oberkampf(オベルカンフ通り)にはリーズナブルなバーも多いことから、パリジャンのナイトライフも気軽に楽しめます。

今回は観光の合間にぶらりと、またはお土産を買いに、NOMA地区の雑貨屋さんをいくつかのぞいてみましょう!!

 

NOMA地区の起点はレピュブリック広場


Photo by Nobuyo Kobayashi

NOMA地区は、パリの中心地から少し北東エリアにあり、2区、3区、10区、11区の区境のエリアをさします。
このエリアを散策するには、Place de la Repbulique(レピュブリック広場)を起点にすると回りやすいでしょう。レピュブリック広場は大きな広場で、複数の大通りの起点にもなっています。
レピュブリック広場の地下はメトロのRepublique(レピュブリック駅)があり、地下鉄3号線、5号線、8号線、9号線、11号線が乗り入れているので、アクセスも良好です♪シャルル・ド・ゴール空港から直通で行けるGare d’Est(東駅)やGare du Nord(北駅)からも歩いてすぐです。

革命で国の歴史を塗り替えてきたフランス共和国(英語だとFrench Repubulic)の名前がついているレピュブリック広場は、実は数々のデモ行進の集合場所として有名です。(普段は比較的静かで落ち着いたすてきな公園スポットですが、広場に大勢の人が集まって何か叫んでたり行進をはじめたら、デモや集会が行われている可能性大ですっ!むやみに人の流れに入らず、治安には十分気をつけてくださいね。)

レピュブリック広場の中で、やあと右手を挙げている女性の銅像は、フランス共和国を象徴するマリアンヌ像といい、自由と革命のシンボルとされています。余談ですが、ニューヨークにいる有名な自由の女神像もフランスから送られたマリアンヌ像の一つです。

ちなみにこのマリアンヌさん、世界史の教科書にも出てきた、フランス革命の基本原則でもある人間の自由と平等・人民主権・言論の自由などが盛り込まれた「人権宣言」が書かれた碑銘板を左手に持ち、右手には豊かで平和の象徴でもあるオリーブの枝を掲げていますので、レピュブリック広場に行ったらマリアンヌ像をチェックしてみてくださいね。

NOMA地区のインテリアショップ

それでは、レピュブリック広場を起点に、NOMA地区のインテリアや雑貨屋さんをみていきましょう。

MERCI(メルシー)


Photo by Nobuyo Kobayashi

パリを代表する有名なインテリアショップといえばMERCI(メルシー)。
メルシー(フランス語で「ありがとう」)だなんて、なんて覚えやすくてイイ店名☆

レピュブリック広場からタンプル通りをバスティーユ広場に向かって歩いて行くと、大通りの名前がボーマルシェ大通りに変わります。
ボーマルシェ大通りに面している黒いファサード(玄関)のシックなお店に入って併設されたカフェを突っ切って中庭にすすむと、かわいらしい小さな赤い車とその先の本館がお出迎えしてくれます。大通りからは見えない、すてきな秘密基地Merciのはじまりはじまり。

Merciは、家具や食器、リネンやアパレルなどのすてきインテリア雑貨をとりそろえたセレクトショップ。建物1棟まるごとMerciなので、スケルトンの階段で店内のフロアをあちこち探検してみましょう。


Photo by Nobuyo Kobayashi

階段を上って行くとペンキで塗った屋根裏部屋のような空間に、ところせましと食器や家具が並んでいます。
フレンチシックな商品展開も多いMerdciでは、グレージュ系のカラー展開も得意。フランスらしいTシャツやタオルのお土産もここで揃います。
おもしろかったのは、照明器具。パーツとパーツを自由に組み合わせて自分ごのみのオリジナルの照明器具が作れちゃいます。ただ、電圧事情が日本と違うので、日本に持って帰ってそのまま使うのはおすすめしませんが、オブジェとして飾るならかわいいですよね。


Photo by Nobuyo Kobayashi

MERCI
住所:111 boulevard Beaumarchais 75003 Paris
URL:https://www.merci-merci.com/en/?___from_store=fr

 

Rougier & Plé(ロジエール エト プレ)


Photo by Nobuyo Kobayashi

生活雑貨の他にもフランスのアートや画材に興味がある人は、Merciからすぐのところにある、ロジエール エト プレをのぞいてみましょう。ロジエール エト プレは、フランス全土に商品展開をしている雑貨屋さんです。

こじんまりとした店内には、ポップでカラフルな食器や生活雑貨の他、、画材やエスプリのきいたアートな小物がたくさん並んでいます。遊び心のある生活雑貨全般を扱っているので、見ていて飽きない品揃え。お土産にもいいですね。
私のお気に入りは、キッチュでかわいいコート掛け。これだったら日本にお土産に買って帰って部屋のインテリアに活用できますよね。帽子とセットにかけたり、帽子が多い人は何個か買って帽子用のフックとしても楽しめそうです。


Photo by Nobuyo Kobayashi

人生は感動に満ちあふれたアートの一部、という価値観のアート大国フランスならではの、さりげないワクワクがつまった商品がたくさんありますよ。

Rougier & Plé
住所:13-15 bd des Filles du Calvaire 75003 PARIS

URL : http://www.rougier-ple.fr/magasin/rougier-ple-paris-3.r.html

 

La Trésorerie(ラ トレゾルリー)


photo by Nobuyo Kobayashi

レピュブリック広場から北の方角にあるメトロ4番線のChateau d’eau(シャトー・ド駅)に向かう途中にある、カフェ併設のおしゃれな生活雑貨やさん。
鍋やトレイ、調理小物といったキッチン雑貨や工具を中心に扱う、生活道具の専門店です。洗練されたフォルムの道具たちが美しくディスプレイされている店内は、まるで生活雑貨の宝箱状態。

一つ一つが美しくディスプレイされているだけでも、商品に対するこだわりや愛情がみえてくるものですよね。手にとって見たり、眺めているだけでもあっという間に時間が過ぎていきます。キッチン雑貨や工具好きな人はたまらなくワクワクできるオススメスポット。


Photo by Nobuyo Kobayashi

ショップめぐりに疲れてきたら、併設の小さなカフェで一休み。
フランスのカフェというよりは、北欧風の天井が高くシンプルで明るいカフェコーナーです。
手作りのフルーツジュースやカヌレでちょっとブレイクするのもおすすめ。
通りを眺めながらおしゃべりしたり、小説を読んでくつろいでいたりと、小さなカフェではお客さんが思い思いに過ごしています。静かで居心地のいい時間が流れていきます☆

La Trésorerie
住所:11 rue du château d’eau 75010
URL:https://www.latresorerie.fr

 

おわりに

いかがでしたか。
有名な観光スポットとは一味違った、パリの生活空間がちょこっと味わえるNOMA地区のインテリアショップめぐり。
エスプリの効いたおしゃれな雑貨が待っていますよ。

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Writer: Nobuyo Kobayashi
DESIGNERS’ FRIDGE Official Partner

LAのおしゃれな雑貨屋巡り

ダウンタウンからサンタモニカ、ハリウッドのオシャレな雑貨屋をご紹介☆

今回はアメリカの西海岸を代表するLAのおしゃれな雑貨屋さんをご紹介します。LAと一言でいっても実に広いです!ダウンタウン、サンタモニカ、そしてハリウッドの3エリアを結ぶトライアングルを回るには若干面倒な距離ではあります。以前はダウンタウンからサンタモニカまでバスでしか行けなかったので、もっと面倒だったのですが、今はダウンタウンからサンタモニカまで電車が開通したのでかなり楽になりました。とはいえ3つを1日で回るにはどこも中途半端な観光に終わってしまうかなと思います。せっかくのLA旅行です!計画的に後悔のない旅にしましょう☆

まずはLA全体の把握から☆

今回ご紹介するLAの主要ショッピングスポットの位置をざっくり把握しましょう。先ず一番左のエリアがサンタモニカエリアです。ビーチ沿いであり、少し南下すると有名なアボットキニーというショッピングストリートがあります。次に一番上のエリアはハリウッドです。エンターテインメントのエリアでもありますが、日本政府によるJAPANHOUSE事業もこのエリアで行われており、日本の商品が展示販売されています。最後に一番右側のエリアがダウンタウンになります。リトルトーキョーもここにあります。今回は各エリアから数店舗ご紹介します。是非旅行の計画に取り入れてはいかがでしょう★

ダウンタウン:POKETO

LAに4拠点ある日本の雑誌でも度々紹介されることが多いダウンタウンの名店POKETOです。LAに4拠点あり店内はとてもモダンとポップが絶妙に融合しておりオシャレなセレクトショップといえます。日本人が旅行した際に気軽に立ち寄れる場所としてリトルトーキョー界隈にある店舗が良いでしょう。リトルトーキョーがどのようなものかを体感したらそのままPOKETOに遊びに行くプランがお勧めです。但し、一歩間違えるととても危険なスキッドローというエリアがすぐ南に位置します。間違ってその一線を越えないように注意しましょう。

https://www.poketo.com
ダウンタウン:Alchemy Works

ダウンタウンのPOKETO(リトルトーキョー)から歩いて5分程度のところに位置するお店です。UMAMIバーガーやおしゃれなカフェ、アパレルショップが密集するストリートにあります。オーナー夫婦とも会いましたがとても素敵な方々で、キャッシュレスのカフェが隣に併設されておりLAローカルのイケてるショップという印象です。ショップインショップの形態で店舗内に別のブランドが運営している一角もあり、中央にレトロな車が置いてある贅沢な空間は素敵です。なかなか空間を贅沢に使うことは店舗を運営する側としても勇気がいりますのでコンセプトが徹底した人気のあるというショップというのも頷けます。取り扱っている商品も洗練されたバイイング力を容易に想像させます☆

https://www.alchemyworks.us
サンタモニカ (アボットキニー):BURRO

アボットキニーにある雑貨屋さんです。ステーショナリーからインテリア雑貨やハンドクラフト、ローカルデザイナーによる商品など豊富な取り揃えです。遊び心のある商品もあり、またキッズ向けも一定の取り揃えがあるため小さなお子さんのいるご家族にとっても楽しめるお店といえます。是非お立ち寄りください。

https://burrogoods.com
サンタモニカ (アボットキニー):HUSET

アボットキニーにも健在です北欧雑貨★ノルウェー、スウェーデン、デンマークの家具や雑貨を取り揃えるショップです。コンテンポラリープロダクト for モダンリビングというコンセプトの通りのスカンジナビアデザインです。北欧雑貨好きの方は是非お立ち寄りください。

https://huset-shop.com
日系:サンタモニカ (アボットキニー):tortoise general store

現地で日本の商品も販売されています。こちらはアボットキニーの通りに唯一ある日本の雑貨セレクトショップです。ショッピングとしてだけでなく、販路を開拓したい日本のデザイナーさんや企業の方にとって良い販路になるかもしれませんね★是非お立ち寄りください。

http://tortoisegeneralstore.com
日系:ハリウッド:JAPANHOUSE

ハリウッド・ハイランド駅すぐにあるハリウッド&ハイランド・センターの2階と5階にJAPANHOUSEはあります。2階が主に物販です。ドルビーシアターと繋がっているので観光がてらに日本の全国の様々な素敵な商品を見に行かれるのも良いと思います☆

https://www.japanhouse.jp/losangeles/ja/facility_index.html

おわりに

さていかがでしたでしょうか。現地のお店となるとハリウッドよりもダウンタウンとサンタモニカがお勧めです。リトルトーキョー自体は正直雰囲気を楽しむ程度というのが私の感想ですが、リトルトーキョーに行ったついで前述のお店が近くあるので立ち寄ってみるとよいでしょう。

また、サンタモニカからアボットキニーまでは徒歩では遠いので、私はビーチで自転車をレンタルして向かいました。是非西海岸のビーチを楽しんだついでショッピングも堪能してみてはいかがでしょうか☆